大津縁起　・・「日本のこころ」

日本で千年以上の伝統を誇る塗り壁技術の中でも、最高のものの一つに大津磨きがあります。これは施工の複雑さもさることながら、良質な材料の選定と複合の技術に於いても、豊かな経験と優れた勘を必要とするからなのです。

大津の本質は石灰と優良な色土の複合による、タタキと同様の化学反応にありますが、今日では困難となってきた材料の複合までを当社が準備いたしました。施工はふつうの漆喰を塗るのと、何ら変わりなく行うことが出来ます。

色彩は草木染めの膨大な色相から、日本人の感性に最も馴染む色調を厳選いたしました。必ず心の琴線に触れる色合いを見出される事と思います。

大津の特長

大津は水性無機質の内外装仕上げ材です。完全に不燃であり、有害物質を含みません。呼吸性を保ちながら、外部にあっては耐水性耐候性があり、内部にあっては調湿機能を発揮します。

大津は漆喰の質感によって、壁面に独特の柔らかさと存在感を作り出し、時間の経過とともに強度と風格が出てきます。

標準仕様

適応下地

コンクリート・モルタル・ＰＣ板・ＡＬＣ板・石膏ボード・耐水合板・石膏中塗り・土壁・土壁・砂漆喰・ブロック

＜！＞石膏ボードは必ず下地処理をしてから使用して下さい。その他の下地も必要に応じて下地処理をして下さい。

＜！＞目地のある乾式下地は、目地充填・寒冷紗による補強等を行って亀裂防止をして下さい。

＜！＞吸水の強い下地は、シーラー、下地調整剤等を用いてドライアウト、接着不良の防止をして下さい。

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